フードフェス

　もんじゃの町・荒川区をＰＲしようと、今年三回目となる九日の荒川フードフェスティバルに初めて、もんじゃの体験ブースが登場する。
フードフェスは東京青年会議所の主催。日暮里駅前イベント広場を会場に、焼き肉店や中華料理店など九店が、自慢の品を三百円前後で提供する。もんじゃ体験ブースは四十台の鉄板を用意し、来場者は店で買った具材をその場で焼く。
　当日、百円もんじゃやグリーンカレーもんじゃなどを提供する友民（西日暮里）の青山幸子さんは「手軽でおいしく、コミュニケーションも盛り上がるもんじゃを楽しんで」と話している。　
　もんじゃ店の集中する中央区月島に対し、荒川では約六十店が区内全域に点在するため、もんじゃの町と認識されにくいという。
フードフェス実行委員長の鵜飼新介さん（三三）は「荒川のもんじゃは地域に根付き、何代にもわたって食べられてきたソウルフードです」と胸を張る。フードフェスは午前十時半～午後三時半。区内のもんじゃ店マップも配布する。